腸洗浄療法について
腸洗浄療法は、28℃〜40℃の間で水温が変化する様に設定された大腸洗浄器を用いて、肛門から温水を注入し、腸内にたまった便や毒素を洗い流す治療法です。
注入された温水は圧モニターされた器械に自動コントロールされ、腸に温水が満たされた後、排水に切り替わります。
 
「注水→洗浄→排水」のサイクルが数回繰り返されて、腸内の汚れをきれいに洗い流します。
また腸内に注入する洗浄水の水温を変化させる事により、腸の収縮と緩みをうながし、これを繰り返す事で、腸の蠕動運動を刺激します。
過食や運動不足によって、現代人の腸の蠕動は衰えています。
その結果宿便をきたし、腸内に有害物質の貯留や腸内細菌そうの異常をもたらします。腸洗浄はたまった毒素を洗い流すとともに、腸の運動を回復させ、自力で排出するように腸を再トレーニングします。
 
クローズドタイプ゚

腸洗浄療法(クローズドタイプの図)

 

大腸洗浄を行う主な目的は、腸内を洗浄することにより、腸からの水分吸収を良くし、腸の蠕動を活発にさせ、排便のリズムを整えることです。
「腸の乱れは全身の乱れ」と言われるように、腸内に貯まった毒素は、肌や関節を痛めたり、免疫の低下を引きおこします。
病気だけでなく、肌のあれやツヤの衰え、腰痛、冷え性といった、一見腸とは無関係な不調も、腸の働きの低下や宿便が原因となる場合が考えられます。
したがって、大腸洗浄の治療効果は、単に大腸の働きの改善のみでなく、病気の予防や健康増進、お肌の美容などに期待されています。

大腸洗浄の効果が期待される疾患は以下に記載されるものです。

 
   
腸疾患
 
便秘
寄生生物
下痢
憩室症
自家中毒理論による一般的な疾患
皮膚疾患
 
乾鱗
湿疹
座瘡(アクネ)
消化器系疾患
 
消化不良
膨満
頭蓋内疾患
循環系疾患
 
蜂巣炎
リンパ水腫
神経精神学的疾患
 
うつ病
不眠症
ストレス
一般的な変性疾患
身体を酷使した後の回復
    ・・・スポーツ医学
リューマチ疾患
 
関節炎
病院での適用
 
不透明液注腸前
腸に対する手術前
長期治療になっている疾患
四肢麻痺のリハビリテーション
麻酔前の使用
なお、大腸洗浄後の体感は以下の様なものがあげられます。
 
1. 健康感
 
2. 身体が軽い感じになります。
 
3. 局部&全体的な筋肉弛緩
 
4. 水腫及び結腸組織の局部炎症の改善
 
5. 体重過剰の人には体重減少及び痩身効果、やせぎみの人には同化作用改善による体重増加
 
6. 性機能の改善
 
7. 卵巣及び月経困難の改善
 
8. 腹部の状態改善
上記でおわかりの様に、全体的な改善がみられ、大腸ガンの防止に重要となる良い状態をもたらします。
 
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FAQ
 
Q1   大腸とは何ですか?
     
    <答え>
大腸は小腸から続いている臓器で、口から肛門へと続く長い消化管の最後の部分に位置しており、成人で約1.5mの長さがあります。また、大腸は盲腸、結腸、直腸の3つの部分に分けることができ、結腸はさらに上行結腸、横行結腸、下行結腸、S字結腸にわけられます。
その働きは、主に飲食物から水分を吸収して便を形成し、その便を貯留、排泄することです。また、大腸には食物の繊維分を分解したり、ミネラル類を吸収する働きもあります。このために重要な役割を果たしているのが腸内細菌です。
 
 
Q2   便はどのようにしてつくられるのですか?
     
    <答え>
食物は、小腸で栄養分が吸収される時には液状または流動物状ですが、盲腸と上行結腸で主に水分が吸収され少しずつ硬くなっていきます。また、腸内細菌の働きでだんだん便らしくなり、硬さも増していき、横行結腸、下行結腸を経て、S字結腸に達するころには、ふつうの便の固さになります。S字結腸と直腸は便の貯蔵庫です。
 
 
Q3   腸内の有害物質はどんな問題を引き起こすのですか?
     
    <答え>
最近、腸内にたまった老廃物(ある一定期間腸内にあるもの;宿便、腸内壁の細胞組織、蓄積した粘液、寄生生物や虫体など)がいろいろな問題を引き起こすことが分かってきました。
これらの有害物質は血管(血流)内に再び取り込まれ、体内を循環し、様々な病気や疲労感、生体機能低下といったものを生じさせる事があります。さらに、蓄積し停滞した物質は、小腸で吸収されなかった残りの栄養素やカリウム、ナトリウムなどの電解質を吸収するという大腸の機能を損なっています。
特に、腸壁に付着した有害物質の滞積は腸の筋の動きを妨げ、蠕動運動を不活発なものにします。それにより、停滞時間が長くなったり、便秘といった正常の生理状態でない結果をもたらすのです。
 
 
Q4   大腸洗浄を行う目的は何ですか?
     
    <答え>
主な目的は、腸内を洗浄することにより、腸からの水分吸収を良くし、腸の蠕動を活発にさせ、排便のリズムを整えるということです。これにより副次的な病気の予防といった健康管理や美容に繋がります。
特に『ハイドロコロン2000』は、腸内環境の改善のため、体温とほぼ同程度の浄化した温水を利用して腸内を洗浄し、宿便などの老廃物を排出させる装置なのです。
 
 
Q5   なぜ大腸洗浄が重要視されるようになったのでしょうか?
     
    <答え>
過食や運動不足によって現代人の腸の蠕動が衰えてきています。従って、便が溜まって腐敗します。このことが前述した通り、色々な問題を引き起こすことがわかってきたのです。もちろん、大腸が唯一の排泄器官ではありません。肺や皮膚、腎臓、肝臓も有害物質の排泄を行っているのですが、長年の蓄積されたひずみを容易に、かついち早く解消するには、『ハイドコロン2000』による大腸洗浄が最も効果的な手段であると思われます。
 
 
Q6   浣腸や座薬、緩下剤といった方法ではいけないのですか?
     
    <答え>
確かにある程度効果はありますが、脱水症状を引き起こすことがあります。また、これらの方法は大腸洗浄にとって代われるものではありません。
浣腸は直腸には有効ですが、大腸の一部でしかなく、使う水も500ml前後でしかありません。座薬は便秘がある場合に腸管運動を刺激することにありますが、便はほんの一部しか排泄されません。内服の緩下剤は、便秘を改善し、腸の調子を整え、腸の収縮を高めます。
しかし、何よりも体に負担のない大腸洗浄が最も効果的です。
 
 
Q7   大腸洗浄でどのような効果が期待できますか?
     
    <答え>
   
1) 腸内環境の改善を図ります。
大腸洗浄は、溜まった有害物質を洗い落とし除去します。その結果、生体にそれ以上害を与えたり、呼吸や排泄機能を損なう事がなくなります。また、食物残渣も洗浄の過程で確実に、かつ丁寧に除去されます。従って、大腸洗浄後の大腸はかつてあるべき姿に戻って協調運動を再び始めます。この意味でも大腸洗浄は、体全体を回復させる治療であると捉えられます。
さらに、手術前、内視鏡検査前などに腸を清潔にするために大腸洗浄を行う場合もあります。
2) 腸の筋肉を強化します。
腸壁にこびりついた有害物質は、腸の筋肉運動を弱め、その機能を損ないます。大腸洗浄は蠕動運動を改善し、自力で排出するように腸を再トレーニングするのです。これにより、排泄物が体内に溜まっている時間を短縮します。
3) 大腸の形態改善効果があります。
大腸に様々な異常がある場合、その異常は健康を損なう原因となり得る大腸の形態や構造を変化させる傾向があります。大腸洗浄により、狭くなったり、痙攣で収縮した大腸を元の形に戻します。これは、本来あるべき姿なのです。
4)
その他の効果
二次的な病気予防などの健康管理
慢性の便秘症、下痢、急性の糞詰まり、無緊張性結腸、一部寄生虫の感染、大腸の生理的細菌叢のバランス維持、美肌効果
(以上は、米国医師が認める適応症です。)
 
 
Q8   大腸洗浄は皮膚もきれいになるのですか?
     
    <答え>
これはあくまで副次的効果です。実際皮膚は呼吸していて、物質排泄のための重要な器官です。時に、皮膚は肝、肺、腎があまり良く機能しないと、これを外に現そうとして皮疹を生じることがあります。
大腸洗浄により、大腸をきれいにすると共に、排泄の他の器官である皮膚をはじめ、肺、肝、腎の負担を軽減するのです。排泄が適当なチャンネルを通して行われれば、皮膚もきれいになっていくことがお分かり頂けると思います。
 
 
Q9   大腸洗浄に危険は伴わないんですか?
     
    <答え>
これは専門家が行いますので、全く危険はありません。
腸内に使用する洗浄水はフィルターでろ過され、また『ハイドロコロン2000』には機器の殺菌と洗浄システムが組み込まれていますので、常に清潔です。もちろん、使用する挿入管や注水チューブ等は使い捨てです。
 
 
Q10   1回のプログラムで腸はきれいになり、カラになるのですか?
     
    <答え>
まずそんな事はありません。多くの人はある程度腸の中に付着物をもっていますし、腸は常に活動していますので、腸がカラになることはありません。また、1回のプログラムである程度の有害物質除去が可能ですが、人によっては3〜4回が適当です。ただ、目標は腸をカラにすることではなく、むしろ良く働く大腸にすることです。
 
 
Q11   腸が働きをやめてしまい、大腸洗浄に依存しませんか?
     
    <答え>
大腸洗浄の目的は、あくまで健全な腸を取り戻すことにあります。決して大腸洗浄に依存させることではありません。一連の洗浄が終了すれば、個人差はあるものの、腸の蠕動運動が改善され、排泄物が体内に留まっている時間を短縮します。もとより、健全な腸を取り戻すには、何にもまして食生活を見直すことが必要です。
 
 
Q12   大腸洗浄により、逆に便秘や下痢になることはありませんか?
     
    <答え>
長い間便秘で調子が悪い大腸が、大腸洗浄により腸の蠕動運動が改善されるには、個人差がありますが、ある程度時間がかかります。
もっともよく経験されることは、大腸洗浄後、腸の動きが少し遅れたために便秘と勘違いしてしまうことです。しかし、これは全く問題はありません。時間の経過と共に、便は排泄されます。また、水様便が排泄される場合もありますが、これは下痢ではなく、腸内へ入った余水のためです。洗浄後は、腸内に残った余水をトイレでしっかり流すようにして下さい。
 
 
Q13   大腸洗浄により、善玉菌や有用な栄養分が減少しませんか?
     
    <答え>
大腸洗浄により、腸内の善玉菌も一時的に減少しますが、むしろ腸内環境の改善により、総体的には善玉菌が増加します。特に良いバクテリアは、腐敗した物質やそれを生み出す悪いバクテリアを流した良い環境の中でしか繁殖しません。清潔な環境の方が物質の再吸収もよくなるのです。
 
 
Q14   お尻に挿入管を差し込むときに痛みはありませんか?
     
    <答え>
痛いということはありません。通常、痛いというのは張りが原因です。時々、大腸洗浄中に突然大腸の筋肉が収縮して内容物を直腸へ送り込む事があるため、これが痛みやガスのように感じられることもありますが、これは直腸に何もないからです。これにより、便意を感じることがありますが、自然に慣れてきます。
また、痛みを感じる知覚神経は、肛門付近はお尻の穴の辺り(入り口)にしかありません。直腸の中には知覚神経はないので、痛み自体を感じることは少なく、浣腸するのと何ら変りはありません。しかしながら、肛門から10cmのところから直腸が曲がっているので、挿入時には注意が必要です(腸の壁面に傷をつける恐れがあるからです)。
 
 
Q15   生理中でも大腸洗浄は可能ですか?
     
    <答え>
全く問題はありません。生理中でも全く安全で、効果に変わりはありません。しかしながら、中には大腸洗浄で生理の不快感を経験する人もいるので、通常タンポンを使用します。多くの女性は一連の洗浄が終了すると、生理の不快感が洗浄前より少なくなったことに気付くと思います。
 
 
Q16   大腸洗浄の前に気を付けておくことはありますか?
     
    <答え>
   
体調がすぐれないときや、お腹をこわしているときは避けてください。
当日の食事の量は抑えてください。特に、直前1〜2時間は何も食べないで下さい。
施術台に乗ったら、つとめてリラックスしてください。
 
 
Q17   大腸洗浄は恥ずかしいですか?
     
    <答え>
決して恥ずかしいことではありません。ゆっくりと直腸にチューブが入った後は、バスタオル等で覆いカバーします。そして、チューブより水が吸い込まれ、かつ便などが排出されます。不快な臭いや痛みを伴いません。
 
 
Q18   どのくらい時間がかかりますか?
     
    <答え>
90%の人が30〜45分で終了します。また、おのおのの状況や要望によって、時間が短縮されたりします。初めて大腸洗浄を受ける方は、施行に約1時間、問診、説明等に15分必要です。
 
 
Q19   大腸洗浄後、何が期待できますか?
     
    <答え>
洗浄後、今まで感じたことのない軽く爽やかな気分が味わえます。今後数時間続く腸の動きを活発にさせるきっかけとなる訳ですから...。通常の排便感や不快感は全くありません。また、中には頭が軽く感じられたり、ひんやりする感じが数時間続くこともあります。
 
 
Q20   大腸洗浄後、いつから食事は可能ですか?
     
    <答え>
もちろん、すぐに食事は可能ですが、刺激物をさけるようにして下さい。特に、善玉菌の繁殖を起こりやすくするために、乳酸菌を多く含む食品や繊維質の多い食事などを摂取するのが良いでしょう。サラダや野菜スープ、フルーツなどが賢い選択です。